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ウォンバットのお尻は厚さ6cmくらいの組織に覆われています。 お尻を叩くと、まさにコンコンとドアのノック音がします。それほどまでに固いのです。 噛みつかれても毛が抜ける程度です。お尻にはあまり神経が通っていないため、痛みも感じません。
もふもふにみえるウォンバットのおしりには、実はとても固い骨があります。これがウォンバット最強の武器なのです。では、お尻の秘密を探っていきましょう。
ウォンバットのお尻は厚さ6cmくらいの組織に覆われています。 お尻を叩くと、まさにコンコンとドアのノック音がします。それほどまでに固いのです。 噛みつかれても毛が抜ける程度です。お尻にはあまり神経が通っていないため、痛みも感じません。
基本ウォンバットは、穴の入口にお尻を向けています。 固い頑丈なお尻が、 防犯ドアの役割を果たすのです。 他の動物が巣穴に入ろうとして、ウォンバットのお尻に噛みつくなど攻撃をするも、まったく 歯が立ちません。
さらにウォンバットは、おしりを振り上げて強烈なアタックをお見舞いします。 ゴンッという凄い音がするほどの、強烈な一撃です。 それを何度も繰り返すため、敵は固いおしりと巣穴の天井に押し潰されてしまい、ついには死んでしまうこともあるそうです。
野生のウォンバットたちは常に肉食動物から狙われているため、このような身を守る術をもっています。 巣穴の前には、頭蓋骨が粉砕され息絶えた肉食動物の死骸が転がっているそうです。 愛らしい外見からは想像できない、意外な一面ですね。
ウォンバットは 固いお尻で鉄壁の守りを築きます